NewsPicksの広告で「さよなら、おっさん」てのが、最近少し話題になって「おっさん擁護派」「広告擁護派」みたいな図式でいろいろ議論されていたけれど、おっさんって言葉に尊敬やリスペクトみたいなものがなかっただけで、実はみんな結構同じこと思っちゃってんじゃないかなと思ってる。

本当は年代や性別なんかボーダレスで飛び越えちゃって、それぞれが共栄共存できる、そんな世界が理想ではあるけれど、心の中でどう思ってるかというと

「あの世には、人脈も経験もお金も知識も持っていけないんだから、どうか才能ある若い世代に、それを存分に提供してね。説教はいいからさ♡」

個人的には年齢が上の人たちのお話というのは、聞いていて面白いし好きなんだけれどね。

今は極端な話「赤ちゃんこそ師」

本気でそう思うようになった。人は生まれてから一直線に死に向かう生き物だとするならば、ほっておくと「成長」するのではなく「老いていく」ということになる。つまり成長力のピークは生まれた瞬間にあるのだとして、赤ちゃんや子供がどういうことを行なってるか、そういうことを意識的に考えるようになった。

赤ちゃんや子供のもつ

「やったことのないことを克服して成長していく力」
「好奇心のむくままに動く力」
「誰かを頼っていく力」
「笑顔が人を癒していく力」
「素直な心」
「愛されていく力」

大人になるにつれてそういうことを忘れ、いつしか頑なになって朽ち果ててゆく。

Back to the Future

未来は老いていく先にあるのではなく自分の背中にある。つまりは背中をどう見せていくかということ。

けれど自分は大人になるにつれ感じる「手に入らないことに対するあきらめ」や「見捨てられることへの不安」や「一人きりで考えまくり結局答えのでない袋小路にはいること」や「少し斜めに物事をみること」も同時にすべて素晴らしいことだと思っている。むしろそういうものがないかぎり、一人前のクリエイターには、なれないだろうなと考えているくらい。

けれどそれらを感じるためにも、実は最初に子供のような「挑戦や好奇心や大切な人を思う心やってみる行動力」そういうものが必要なのではないかと思っている。

アーティストたちの言ってる

「陽はまたのぼり繰り返す」byDragonAsh

「夜を凌げば 太陽は昇るよ
そうしたら必ず また夜になるけど」byBUMP OF CHICKEN

みたいなことだよね。1日ごとまっさらな頭で考えられたら最強だな。

えっと、なんの話だっけ(笑)

あっそうだ、今日はクリエイターとは?について書こうと思ってたんだった。

クリエイターとは「創造力をもって何かをつくる人」だと定義したとして、つくるものはそれぞれ「人」だったり「もの」だったり「こと」だったり「居場所」だったりするけれど、それが大きくなっていくと「歴史」だったり「文化」だったり「世界」だったりになっていく。

だから「今よりいい世界にしたいな〜」と漠然と思った時に、ならばクリエイターの出番ですよ、というのは上記のような文脈によってで、もしかするとそれは独りよがりの考えかもしれないけれど、少なくとも僕はそう信じているしそれでいいと思っている。

で、僕はクリエイターってどのことを言ってんのって分類で以下の4象限のマトリクスを考えてみた。


縦軸に「現実にないことを考える妄想的」「目の前のことに取り組む現実的」な思考かを取り、横軸に人への興味のあるなしを取って4現象に振り分ける。一般的にはクリエイターというとおそらく左下のデザイナーを指すのだと思うけれど、僕はこの4つを経験の中で網羅してきている人間を「クリエイター」と考えている。逆にいうとクリイエイターは場面にあわせて「経営者」にも「アーティスト」にも「デザイナー」にも「職人」にもなれなくてはいけなくて、もっというと人が結局「この人どう表現していいかわからないけれど何かを一緒にやりたい」となってはじめてクリエイターとして一人前のような気がしている。

弊社のコバヤシはジュエリーの職人でありながら、ジュエリーのデザイナーでもあり、ジュエリー展を開催するときはアーティストの感性でディレクションするし同時にクリームを運営する株式会社dep.の経営者でもある。そういうこと。そうなってくるとクリエイターは様々な可能性をもった1人の人間に進化していく。

今、職人だな〜と思う人はまだまだ三変化もできるということだし、その人に足りないのはもしかすると「人への興味」だったり「手を動かすばかりで考えること」が足りないのかもしれない。やったことがないことをするのはハードルが高いし、最初に負荷がかかるが、そんな時こそ「赤ちゃんが師」を思い出し、挑戦すること=成長だと思って乗り切ってほしいと思う。

<藤原堂のオススメ本>
この4象限を考えるきっかけにもなり、今自分達のコミュニティ周りでバイブル化している書籍がこれ。

経営において昔はアートはいつもサイエンスとクラフトにやられていた。なぜなら数字やロジックを持ち出されることに苦手な世界観第一主義者だから。けれど時代は巡って今は「世界観」やそれに基づくストーリー、ビジョンを語る人間が必要だ。アートの世界観を実現させるためにサイエンスとクラフトが協力し応援する姿勢こそ今の時代を創っていく。もはやAppleの時代ではなく任天堂の時代なのかもしれない。


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